2017.12.15  

本物と育てる暮らし展

催し物

18日まで、新潟の三方舎さんのGOSHIMA絨毯・一枚板、大橋保隆さんの鎚起銅器、nineさんのオリジナル家具による展示会を開催しています。
三方舎さんの紹介されるGOSHIMA絨毯は、モロッコの職人さんの手仕事によるもので、寒い季節も家族が笑顔になれる暖かな織りものです。


今は、織り子さんが減り、作り手を育てることにも尽力されていて、その過程で生まれた作品も紹介されています。
「単に美しいだけではなく、そこには作り手の想いがあり、使い手が受け取り、人生によりそうものです」と三方舎さん。
また「埋もれ木」と呼ばれる一枚板は、土中に埋もれ腐敗することなく、長い時のながれに着色されたもので、一見の価値があります

一枚の銅版を叩き、形をおこし・・この丁寧な作業の繰り返しからうまれた鎚起銅器が、大橋保隆さんの作品です。

鎚起銅器職人のお父様の姿を見て育った大橋さん。10年の修行期間を経て独立されました。
銅の深みのある色・質感は、手もちの食器と相性もよく、テーブルコーディネートのアクセントにもなりそうです。

銅器に入れたお水は、口当たりもまろやかになるそうです。試してみたいですね。銅器で飲むコーヒーも味わってみたいです!

オリジナル家具を製作されるnine 九里家具製作所さんは、長岡出身ですがご縁があり、上松技専で木工を学ばれました。
木の質感を大切にし、仕上げは透明な自然素材のオイルで仕上げてあります。

お手入れも楽で、素材そのものの良さが感じられ、いっしょに時を重ねる家族になれる家具がそろっています。
すっきりしたデザインが印象的です。

好きなものに包まれて住空間を充実させたい!誰もがえがく夢ですね。
好きなものを1つ1つ手にし、大切に、そして丁寧に暮らす。本物と育てる暮らしですね。