2017.09.15  

草木染・手織りのマフラー・ストール展

催し物

2階では、18日まで、種まく人工房 江沢さんによる展示会が開かれています。

江沢さんは、草木染をはじめてからずっと、ねずみ色を探求されていて、今年またその気持ちが再熱されたそうです。

江戸時代には「百鼠四十茶」といわれ、その言葉通り、染めの配合で実に沢山の色が生まれるそうです。
江沢さん曰く「染めは、奥が深く、それが面白い」
植物のタンニンに、鉄が反応する事で、ねずみ色が生まれるそうです。
栗の実がおちて、土中の鉄と反応し、それを拾い上げた人の手や衣服は自然と色を帯びます。これが染めのスタート。
自然界、そして人間の知恵はすごい!
江沢さんの植物愛が、草木染の源になっている事が感じられるお話を、沢山うががう事ができました。

取材をうける江沢さん